2世帯住宅片側、築56年の平屋。昔ながらの日本家屋といった佇まいのお家でした。
まだ撮れないのですが、従前の石敷き、両開き戸の玄関は、外壁部分を板張りに、木製ドア、大容量クローゼット付きの大きな土間玄関に。
かつての6帖の和室が3室連なった空間と、その和室それぞれ左右外側の廊下を約40帖のLDK一間につなげたのと、梁を現しにしつつ縦空間に今までなかった開放感ももたせ再生しました。
それと、開口部再生を考え、風の通り方を変えました。
涼やかに。
古い水回りも最新のものに広々としたスペースで刷新。新たな造作洗面台が、浴室を挟み2つあるのですが、片側には、お家を50年以上支えてきた旧い柱を1本、大工が丁寧に修繕し現しにし、現代の水回りスペースに戸建リノベーションならではのアクセント。おじいちゃんがつくったお家を孫の世代に引き継ぐ印をつけました。
そのスペースはまだ施行中で撮れないのですが、ご家族の継承の場面をおうちの中で具現化させ見る機会は錚々ないので、これだけでもみていただければと思えます。
暑い中、あるご家族の涼やかなストーリー。
LDKのみ、水回りの入れ替えなどのリフォームや、戸建フルリノベーションをご検討いただいている方も実例として見どころがたくさんあります。
