戸建住宅をフルリノベーションしました
モリタ装芸の人気ブランド定額制注文住宅ROMOの延べ床面積30坪を
ご縁あって受け継ぎ、ライフスタイルに合わせたフルリノベーションをしました。
元々、3LDKだった間取りを3+LDK×2に。
水回りを全て一階に配置し、将来的に平屋のように使えるようにしました。
また、分譲地に建っているため、より開放的に暮らすために
二階にもうひとつLDKも計画しました。
「延床30坪でこんなに可能性があるんだ」と感じられる家になりました。
断熱改修して現代の基準にアップデート
外壁を張り替えた南西面の窓を全てトリプル樹脂サッシに入れ替え、
外壁がそのままの北東面の窓には複層インナーサッシを入れました。
屋根・床断熱は発泡ウレタンを吹き増し、外周周りの壁にはネオマ断熱ボート30mmを付加断熱しました。
断熱改修をすることで熱が逃げにくくなり、広いワンルームの空間が可能になりました。
暮らし方の変化に合わせてカスタマイズできる家
キッチンを中心とした生活を考えたのは暮らしていた賃貸アパートの使い勝手のよさから。
壁付けキッチンと横並びに食器棚がある暮らしは家事の効率も良く、料理が楽しくなるように計画。
食卓とキッチンの距離が近いと、配膳も楽で、時には食卓を作業台として使うこともできます。
壁の棚は必要に応じて奥行き、枚数を自由に増やすことができるので、暮らしの変化に合わせて
カスタマイズが可能です。
様々な樹種の仕上げとともに暮らす
ミズナラの無垢床
チークの5段ヘリンボーン無垢床
ラワンの窓枠、建具
ホワイトオークの仕切り枠
ヒノキの壁面材、羽目板
ブラックチェリーのキッチン面材
マホガニーの手すり
秋田杉の棚受け
などなど、気になる素材を実際に目で見て触れて
お気に入りがみつかるかもしれません。
未来のビンテージ家具という考え方
新しいのにどこか懐かしいこの家の家具は全て新品の無垢材です。
新品の無垢材は明るい色味がきれいですが、これから日々の暮らしの中で日に焼けて、
使い古されていき、未来のビンテージ家具に育てていく楽しみをみつけていきます。
新しいリノベーションのあり方
古い建物を改修することがリノベーションと思われがちですが、
築浅(築7年)の建物を暮らし方に合わせる改修もリノベーションです。
家や暮らしのあり方が目まぐるしく変わる現代において、
建物そのものではなく、暮らし方を変えるためのリノベーションの手法を
ぜひこの見学会で知っていただければと思います。
リノベーション部門の設計者自邸見学会です
この家はモリタ装芸リノベーション部門classicaL設計者の自邸です。
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022において総合グランプリに輝いた「総二階だった家(平屋)」の設計も手掛けました。
AWARDED WORKS 受賞作品一覧 | リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022 | リノベーション協議会 (renovation.or.jp)
[この見学会はこんな方におすすめです]
・築浅の建物に限らず、ご実家や古民家などのリノベーションに興味があり、プロの話を聞いてみたい方。
・新築に建て替えとリノベーション、どちらで進めるべきか悩んでいる方。
・新築・リノベーションを検討中で二階リビングや家事動線など間取りが気になる方。
・収納や暮らし方をカスタマイズできる家づくりに興味がある方。
外観AFTER
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最後にこの建物のビフォー写真です。
外観BEFORE
一階BEFORE
二階BEFORE