吹き抜けの話②

スタッフブログをご覧の皆さん

こんにちは!こんばんは!

長岡店の樋宮です。

 

今回も吹き抜けの話の続きです。

前回のお話はこちらから

→ 吹き抜けの話①

 

前回の話を簡単にまとめるとこうです。

「吹き抜けを作ると暖かい空気が上に逃げてリビングが寒くなる」

と思っている方がほとんど。

 

ではちょっと視点を変えた私なりの考えをお伝えします。

暖かい空気は上に行くという事実は変えられません。

 

だったら2階も、何なら家全体を温めてしまえばいい!

 

そう考えたとき吹き抜けが魔法の空間に変わります。

リビングだけ温めるという考えは1回忘れて下さい。

 

え、それじゃあ光熱費が高いんじゃない?と思いますよね。

エアコンで暖房する場合、寒いところから暖かくするまでの間が1番電力を使用します。

温度を維持しているときは実はそこまで電力を消費していません。

 

想像してみて下さい。

寝るときに毎日、寒い寒い2階の寝室に行って、

あなたはエアコンで暖房をつけます。

でもそれが必要なくなったらどうでしょうか?

エアコン3台使用していた暮らしがエアコン1台でできるようになったら

光熱費って逆に安くなる気がしませんか?

 

じゃあどんなお家を建てればいいのか

ポイントは3つ

 

・空気の流れを考えてあげる

・断熱と気密の仕様をしっかり考えてあげる

・冬だけでなく夏のことも考えてあげる

 

この3つのポイントを踏まえて家づくりを考えるときに

とても有効な方法が実は吹き抜けを計画してあげることなんです。

ただ吹き抜けはあくまでも方法の1つなので

吹き抜けを計画しない ≠ 快適な家にならない ではないです。

 

 

次回は、建築の実例を紹介しながら

もう少し詳しくお話していきたいと思います。

 

 

 

つづく