希望ヶ丘3丁目モデルのお話【外観編】

最近暑くてバテ気味です。

さて、たびたびブログで進行状況をお知らせしていましたが長岡に新モデルハウスがオープンいたします。

場所は今の希望ヶ丘モデルハウスの隣の町内です。

なので希望ヶ丘3丁目モデル。

このモデルハウスは長岡店のメンバーみんなで意見を出し合って設計しました。

サイズは旧希望ヶ丘モデルと同じROMO35坪。

新旧同じサイズの建物で違うテイストの比較をしていただけるのではないかと思います。

今回はこの新モデルの外観のお話です。

今までの希望ヶ丘モデルハウスが白い爽やかな外壁だったので今回は少し濃い目で上品に仕上げたいという思いで計画いたしました。

メインの外壁はグレーのガルバリウムを採用。

ガルバリウムの折り方にこだわりました。

なるべく目地が目立たないフラットな折り方にすることでさらっとした印象になっています。

そこに節無しのキレイな木板を合わせました。

この木は熱処理を施したポプラの木で「サーモポプラ」という材料です。

この組み合わせが外観を上品に仕上げています。

このROMOの隣に3畳の小屋を配置しました。

外壁は屋久島地杉にウッドロングエコの塗装。

屋久島地杉は油分が多いので無塗装で使用しても長持ちしますがより長持ちさせるということのほかにウッドロングエコを塗布した木板の風合いがいいなと思いあえて塗装をしました。

この小屋を道路とテラスの間に配置することで簡単な目隠しの効果も果たしています。

アプローチは特にこだわりました。

イメージは雑木林。

いつもお世話になっている造園屋さんに協力してもらって林の木々の中をくぐっていくように枝葉が通路の上にかぶるように植えていただきました。

そこに黒い岩を敷き詰めて、隙間に苔を生やして完成した雑木林。

イメージ以上の仕上がりにしていただきました。

外構の参考にぜひ体感していただきたいです。

毎日の出発と帰宅がより楽しく感じていただけるのではないかと思います。

長くなったので家の中のお話は近日中にお話ししたいと思います。

 

最後になりますがこのモデルハウスのコンセプトは「体験できるモデルハウス」

“家を使って楽しむ”ということを広めていきたい。

そんな想いで設計した建物です。

家は住めればいいというわけではない。

性能が高ければいい家というわけでもない。

もちろんおしゃれならいいというわけでもない。

ぜひ多くの人々に暮らしとは何かをご自身で体験していただければと思っております。

 

長岡店設計 阿部龍之介