研究室リノベーション①

こんにちは。リノベーション課の澤海(オモガイ)です。

 

皆様にとって落ち着く空間や集中できる空間とはどういった空間でしょうか?

人によって様々あるかと思います。

自宅など自分だけの空間であれば自分のこだわりを詰め込んだ思いのままの空間ができるかと思います。

しかし、そうはいかない場合もあります。

例えば複数の人が利用される場合です。

今回は、とある大学の研究室のお話をさせて頂きます。

今回の研究室は、教授と助手のお二人以外に事務の方、複数の学生さんが利用される予定となります。

まずは、施工前の写真をご覧頂きたいと思います。

施工前はこのような感じです。

施設とかではよくみられるような雰囲気かと思います。

私が通っていた専門学校の教室もこのような空間だったのを思い出します。

今回はこの長方形の空間を半分に間仕切り、片側をリノベーションしていきます。

教授と助手のお二人からの一番最初のご要望はこのような感じでした。

・北欧風

・集中できる空間

 

頂いたご要望を踏まえて何度も打合せを重ねあっという間に半年が過ぎ、つい先日無事に工事が完了いたしました。

完成写真はこちらです!

①かなり雰囲気が変わったかと思います。

施工前は全体的に少し冷たい色味だったかと思いますが、

木の色味、天井・壁の白、アクセントの緑が入り全体的に温かみのある空間に生まれ変わりました。

木は本来の風合いを生かすために着色はせずクリヤ塗装としました。

床にはお手入れもしやすさも考え、塩ビタイルを使用しております。

今のプリント技術は非常に進歩しており、ぱっと見た感じはもう本物に見えます!

天井・壁は塗装で仕上げ風合いを出しています。色は白なのですが少し黄色が入っているので冷たい白でなく温かみのある白になっています。

大きい面に緑を持ってくることで、全体がボヤつかず引き締まった印象になります。

②部屋のやや中央部分には造作の間仕切りが来ます。

間仕切りの奥は教授のデスクが置かれる予定となっております。

オープンな空間では少し落ち着かないので、間仕切りを置くことで個室のような使い方ができます。

カウンターは上が開いてることで、圧迫感を減らしております。また、他の方とのコミュニケーションをとるスペースとしても使用できます。

③そしてカウンター上には引込み式の戸が出てくる仕組みとなっております。

面が白いですが、これ実はホワイトボードなんです!

こちらはちょっとしたミーティングを行ったりする際に使用できます。

他にも教授が本気で集中したい時などに、周りをシャットアウトできます!

④この奥が教授のデスクスペースとなります。

戸のデザインも表裏で全く違うデザインになっています。

 

本日のご紹介はここまでとなります!

研究室のリノベーションいかがでしたでしょうか?

施工前と施工後でかなり印象が変わったかと思います。

さらにここから選定した家具がどんどん設置されていきます。

それによりさらに落ち着き、集中できる空間が完成します

また家具が置かれたらブログにてご紹介させて頂きます!!