TONARENOプロジェクト続報

こんにちは、リノベーション部門classicaL(クラシカル)の小倉です。

夏のはじまりが見えつつある日々、

クラシカルの各現場も続々と着工しはじめております。

 

最近ふと思うことを書き残しておきます。ブログですみませんが。

リノベーションの工事をしていると、家の役割とはなんだろうと常々思います。

リノベーションには必ず前所有者がいます。

どんな思いでこんな建物にしたのだろう、、

どんな暮らしがそこにあったんだろう、、

経過した時間の面影を頼りにしつつ、新しい入居者を迎え入れるように整える。

一軒一軒が短編映画のような物語になっていきます。

 

誰もいなくなった空き家に現調に行くことが多いですが、いつかの思い出が

そのままに取り残され、放置されている現状がそこにはあります。

現代の工業製品化された家が効率よく生まれていく中で、時代に残されいつしか忘れ去られた

住居にもう一度息を吹き込むこと。

 

リノベーションの使命とは何か。

家族の思い、記憶の継承、地域との関わり、、、

直すのは簡単かもしれないです。なぜ直すのか、どう直すのか、そしてその先は、、、

住宅は見た目やカッコよさ等のファッションではなく、意志だと感じます。

これは新築もリノベーションも関係ないです。

意志をかたちにしているからこそ、携わったお家には意味のない箇所は存在しません。

全てに理由が生まれてきます。

 

新潟市西区小針pepeモデルハウスの隣りで

TONARENOをリノベーション中です。

何のためにTONARENOはあるのか。

新潟の新築やリノベーションを

見かけや数値や価格だけじゃない「理由」を感じられる場所に。

 

新潟で新築、リノベーションをご検討中の全ての方へ。

思いを意志(かたち)に致します。

ぜひこの夏お待ちしております。

 

TONARENO

2020年夏オープン