こんにちは、リノベーション部門classicaL(クラシカル)の小倉です。
愛しいリノベーションその4です。
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春めいてきたこの季節。
毎年この季節になるとブログやお便りで書いてるかもしれませんが
私は花が咲くのを待つ、つぼみの時期が好きです。
生命力を蓄え、今か今かと花が咲くのを待つ日々。
そんな眺めを今日もひと時感じておりました。
本日は南紫竹のマンションリノベーション見学会場に一日おりました。
窓辺には新潟市街が広がり、遠くビッグスワンまで見渡せます。
本日もたくさんのご予約を頂き、ありがたい限りです。
窓辺と部屋はつながる。
「なつかしリノベ」と名付けたお部屋からは変わらない街の風景が広がる。
なつかしさって安心する、なんででしょう。きっと見覚えがあるから?
部屋の中には昔の学校の校舎にあるようなパーケットフロア。
北欧家具でも昔から使われる化粧シートが貼られた造作家具。
学校の机の様な積層合板の棚板。
土間の玄関に、はだか電球の照明。
お施主様とお打ち合わせしてイメージを共有してできた空間のコンセプトは
「なつかしさ」でした。
奥様からイメージを頂いた言葉に「黄ばんだ冷蔵庫」「昔の小学校」と言ったものがありました。
馴染みがあると落ち着く。つまりはなつかしさは安心するのですね。
でも、レトロやビンテージ、アンティークと言った言葉では表現しがたい。
日本語のニュアンスは難しいですね。だから「なつかしい」と言う言葉がしっくりきます。
なつかしさって不思議です。時間がゆっくりと流れる気がします。
これが居心地ってやつでしょうか。
なつかしさもまた、愛しさです。これもまた愛しいリノベーションですね。
お施主様より先に会場で浸ってしまいました。ごめんなさい。
3/21(土)、3/22(日)も予約制見学会を開催致します。ご予約引き続きお待ちしております。
やさしい時間とやさしい風景をぜひ感じに来てください。
最後になつかしリノベのお部屋をどうぞ。