こんにちは。
リノベーション課classicaL(クラシカル)の小倉です。
だんだん、暖かくなってきて春がそこまで来てますね。
最近「待つ」という行為に趣を感じます。
昨今、機械などハイテク化により間違いが許されなかったり、
効率化により時短が当たり前になってきており、
「待つ」行為が無駄と思われる様に感じる世の中になってきています。
花が咲くのを待つ。
本当に咲くのか、いつ咲くのか、そんな思いを馳せる時が
春を感じる瞬間だったりします。
そういった情緒を空間にも感じられるように
classicaL(クラシカル)では思いや情景に寄り添う
リノベーションを大切にしております。
いつも、classicaL(クラシカル)のリノベーションは
新しくしたのにどこか空気感が懐かしいと言われますが、
単純にレトロな仕様にするわけではなく、
懐かしい = 落ち着く
そんな物語のシークエンスが空間になるからだと感じます。
さて、この春、十日町で築80年の古民家リノベーションが着工します。
古民家だからレトロと言う観点ではなく、そこに暮らす家族の情景や日々の生活、思いが
落ち着く空間をつくりだし、懐かしいなって思えてもらえるような空間になります。
これからもずっとずっと大切に住み続けて頂けるお手伝いさせて頂きます。
写真は着工前の先週の様子です。