「ディテール」とは細部や詳細といった意味です。
建築においてこのディテールはデザインする上で避けて通れない道であり
仕上がりに大きな影響を与えます。
デザインとディテールはセットで考えることで
初めていいものを作り上げることができると考えています。
私が特にこだわる部位は「手すり」です。
手すりもこだわれば空間全体を印象づける重要な要素になります。
スチール手すりのご要望をよくいただきます。
私も好きでよくご提案します。
手すりのデザインなんか考えたことなかったという方もたくさんいらっしゃると思います。
手すりもいろいろなバリエーションがあります。
丸パイプ、角パイプ、フラットバー(鉄の板)、鉄ではなく木がいいなど様々です。
さらに太さ、色、ネットを付けるかどうかなどバリエーションは無限大です。
そこで重要になってくるのがディテール。
木と鉄を組み合わせるならばどう組み合わせるか。
それをどうしたらきれいになるのか。
製作、塗装、搬入、取り付け
ここまで考えると大体の手すりが分割して製作します。
なのでどこで分割するか、ジョイントはどうきれいに見せるか。
ここがディテールです。
ここのこだわりが完成したときの空間イメージに直結します。
めんどうくさそうですがこの作業は私達がやりますので大丈夫です。
ディテールを考えている瞬間が楽しいです。
もし興味を持っていただけたら手すりをこだわりたいとおっしゃってください。
最高のデザインをしたいと思います。
もちろん手すり以外のディテールもこだわります。
設計部 阿部龍之介