静謐

コンセプト

[ひとつひとつを、慈しむ]
同じ日は二度と訪れない。
だから暮らしは、喜びの種である手間をかけてつくり続けること。

外観

目に飛び込んでくるのは、自然に溶け込むような、木の外観。
アルミのカーポートは、屋根とラインを合わせることで全体の雰囲気がなじむように。
アプローチ込みの庭がさりげなく、それでいて空気感を引き締める役割となっている。

内観

玄関から2階リビングまでの導線は単調にせず、歩く過程で変化が愉しめるような計画を。
座卓中心の生活なのを考慮して、天井や窓の重心は一般的なものより少し下げて、ぼんやりとした柔らかい光が差す。
趣味部屋は、緊張しないような素材・照明を選び、自分の時間に集中できる空間に。
LDKに正確な名前はつけておらず、「どの場所でも、自由な使い方をしたい」という願いが込められている。