部屋の雰囲気を決めるのは、家具や建具だと思いませんか?
色だったり、デザインだったり。目に飛び込んでくるものを見がちですが…
実際は、”床”なんです。
面積としても大きく、実は最も多く触れるものでもあります。
当たり前のようですが、大人も、赤ちゃんも、動物も、部屋の足元には床があります。
皆触れるものだから、優しくありたいですよね。
そんな空間の第一印象といってもいい床に注目すると、家づくりがもっとたのしくなるかもしれません。
これから家を建てる方、リフォームで貼り変えたいという方にも読んでいただきたい「床」のお話。
01 床は、暮らし方が見えると決まりやすい
床は、部屋の大きい面積を占めます。それは視覚の多くを占めるということでもあります。
「空間を広く見せたい」「かっこよく見せたい」などの見せ方も大事ですが、
「風通しよく、すっきり暮らしたい」「食卓を大事にした暮らしがしたい」など
『 こんな暮らしがしたい 』が見えると、もっといろんなイメージが湧いてくると思います。
02 色と貼り方で変わる印象
床の色味と貼り方を実例でご紹介。
色|明るい(広く感じる・柔らかくみえる)⇄ 暗い(狭く感じる・重厚感あるようにみえる)
(時間帯はどちらも同じ)
貼り方5選|
①定尺貼り(継ぎ目が一定の位置。規則的でスッキリとした印象)
②乱尺貼り(継ぎ目の位置がランダム。表情豊かな印象)
③ヘリンボーン貼り(V字形を縦横に連続させたデザイン。個性的で重厚感ある印象)
④フレンチヘリンボーン貼り(端を45度にカットした材を合わせる。美しい直線と共に奥行きがある印象)
⑤市松貼り(小片を縦横に交互に貼り合わせた市松模様。レトロな雰囲気があり、あたたかく懐かしい印象)
今回は代表的なものをご紹介しましたが、他の貼り方や、床材の種類もたくさんあります。
「傷がついても気にならない材がいいな…」「ここだけこんな貼り方をしたいけど…」など
疑問や不安もありますよね。
詳しく知りたい方は施工事例をご覧いただくか、フォームよりお問い合わせください
(モデルハウスでも、比べてご覧になれます。)
03 まとめ
色・貼り方で、壁や家具とのバランスも変わり、視覚に大きな影響を与えます。
空間の感じ方は無限大ということですね。
モリタ装芸では、床を決めるとき
実際に目の前で並べて、見て、触れて、納得のいくまで比べます。
”自分の体感したこと”が、これからの暮らしに繋がるからです。
これは、はじめから決められる新築だけでなく、リフォームリノベーションも同じです。
暮らしは時代とともに変化します。
だからこそ、自分にとっての豊かな暮らしとはどのようなものかを見つめなおしたい。
たかが床、されど床。あなたの暮らし方に合ったものを、一緒に考えていきませんか?
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