多目的リビングとは
多目的リビングは家族が暮らす時間帯に応じて様々な役割を担うリビングであり、造語です。
家族団らんの食卓、
TVをみてくつろぐ空間、
集中して勉強するデスク、
楽器演奏を練習するスペース、
ペットが回遊するお庭の役割、
時にはサッカーのトレーニングのグラウンドに
元々住居兼用の医院だった空間を住居専用にリノベーション
リノベーションする前は町のお医者さんでした。
待合室や処置室の広さを活かしてワンルームのLDKに改装しました。
南西から太陽の光が入ってくる立地ですが道路に面しているため、
大きな窓を設けることに抵抗がありました。
そこで、リビングの中心に木製階段を配置し、二階の南面の窓から降り注ぐような採光を
得られるような間取りをご提案させていただきました。
品の良さと無骨さの共存
一階の床材は織物床タイルで滑りにくくペットにも優しい上、上品な装いです。
キッチンの壁には、お施主様が自ら塗装した錆を発生させる塗料を用いた、
まるでアートのような壁面が空間を引き締めています。
階段や建具、照明などはところどころ黒を選定し、
リゾートホテルを彷彿とさせる上品なイメージです。
各所にオリジナル造作家具を計画
上品さと無骨さが混在する空間で、「つなぎ」の役割をしてくれるのがオリジナル造作家具です。
木と黒いアイアンの素材感を造作家具で調和するように設計しました。
食器棚は大容量の食器を収納し、ゴミ箱もミリ単位で入るように計画しました。
食器棚の隣には可動棚があり、本や書類の収納場所として計画しました。
リビングの奥には対面するスタディデスクがあり、集中して作業ができるように工夫しました。
これらの造作家具は全て自社併設工場で造ったオリジナル家具です。
用途やイメージに合わせた家具のご提案でより理想的な空間になります。