暑いです。
バテそうです。
長岡店阿部です。
そんなジメジメ暑い長岡にイチオシの爽やかなお家が完成いたしました!
白いガルバリウムと板張のファサード。
ガルバリウムはアイジー工業のガルブライトを採用。
幅が広いが歪みが少ないことが特徴です。
白いガルバに合わせる木の板はウッドロングエコ塗装をしたレッドシダー。
ウッドロングエコを塗布することで深い味わいのある色味になり、白いガルバとの相性が抜群です。
また今回採用したレッドシダーはいつも使っているものと少し違う形状のものを採用しました。
見附の上野住宅建材さんが販売している「ファインライン」という形状の商品です。
いつも使っているものは板の角を斜めに切り落とした「V目地」ですがこれは「底目地」。
パッキっとした印象になるかなーと思い使ってみましたが想像通りかそれ以上の仕上がり!
特徴的な立面との相乗効果でかっこいい外観になりました。
内装は外とはまた違った印象で濃い目の家具や扉を採用しております。
アンティーク調のテイストに仕上げるべくルーバーの扉やアイアンの家具、真鍮の照明など素材を生かしたデザインとすることで引き締まった印象の空間づくりを行いました。
家具や扉にこだわりましたが、阿部のイチオシポイントは中庭と窓配置です。
プライベート性をするために中庭を採用しました。
その中庭をプライバシーの確保と採光を目的としてだけ配置するのはもったいないと感じました。
リビング中心に考えて中庭に開くのではなく、すべての部屋が中庭を介してつながっているようなプランとすることで窓の配置が決まってきます。
玄関ポーチの壁の下に開口が開いています。
来客はそこからチラ見えしている中庭の植栽が目に入ります。
ですが実はリビングからは中庭越しにこの開口から来客の存在のみを感じることができます。
閉鎖的にはしたくありませんでしたので。。。
玄関を入ると目線少し下に抜けるように配置した窓によって庭の雰囲気を感じられます。
そこから中に入り廊下を通ると大きな窓から庭を眺めることができます。
そしてリビングへとつながります。
この廊下の脇には幅1.7mの大きな引戸があります。
この扉の先は寝室です。
大きな扉を開けて廊下の窓を開けて眠る。
春と秋は中庭からいい風が入ってきて心地よく眠れるでしょう。
四季折々の表情を見せてくれる中庭を眺めながら眠れるでしょう。
このストーリーを施主様とイメージしながらおうちづくりをしました。
そんなお家のお披露目会を先日させていただきました。
ご夫婦にご両親、兄弟に従妹、そして祖父母。
総勢12名に集まっていただきお披露目会。
過去最多の人数に驚きです。
面白かったんで最初に樋宮に挨拶してもらいましたが町内会の集まりのようでした。
実際に中をご覧頂いたら親戚一同驚きの声。
お施主様ご夫婦にも「かっこよすぎです!」と言っていただきました。
この瞬間が一番うれしいですね。
一緒に悩んで建てた家だからこそ生まれる言葉だと思います。
言葉では伝えきれない空気感を感じていただきたい。
お施主様のご厚意で8/22からモニターハウスとして見学会を開催させていただきます。
ぜひお越しいただければと思います。
陽光の中に咲く幸せな暮らし
長岡店設計 阿部龍之介