雪深き引渡し

氷点下の日が続いています。

新潟市内で水道管の凍結や破裂が相次いで起こっているようで

水道局への問い合わせが25、26日の2日間で1400件以上あったらしいです。

 

注意したいのが水道管がたとえ凍ったとしても熱湯をかけて溶かすことだけは

くれぐれも避けるようにしてください。

膨張によって水道管自体が破裂する危険性があります。

なので溶かす際はぬるま湯をかける等工夫して行うようにしましょう。

 

さて、そんな中以前ブログで上棟の様子を上げさせていただいた

長岡のお施主様のお引き渡しがありました。→長岡でのいえづくり

 

地鎮祭の時は皆半袖で暑かったのに

上棟はコート着るくらいの寒さでした。

と書かせて頂きましたが

 

引渡は大雪で気温も氷点下。

長岡の四季恐るべしという感じでしょうか。

 

以前はたくさんの特徴がある家とご紹介しました。

その特徴が完成してみるとすごいの一言。

 

とにかく書斎が抜群にかっこいい!

このちなみに壮大な本棚には約5500冊収納できます。

 

リビングの勾配天井がいい味出してます。

天井に張った羽目板が暖かな空間を創りだしています。

床はブラックチェリー。天井はヘム。

うん。いい。

 

そして吹抜け。

これがまたいい。

空間のぬけが広さ感と一体感をだしている。

スキップフロアの部分との各階の関係性がとてもいいと感じました。

 

キッチン回りは少しイメージを変えてアンティークなイメージ。

古材を張ったりチェッカーガラスを使った食器棚だったり。

これらも不思議と空間に馴染んでいました。

 

ご夫婦それぞれがやりたいことを詰め込んで

一体感は失わないように調整したようなイメージの家でしょうか。

 

雪が凄すぎて壮大なウッドデッキはまだ出来ていませんが

完全に完成したらまたお邪魔したいと思います。

 

表札。楽しみにしていてください。

 

設計部 阿部龍之介